技術情報
基礎工事の種類
ニーディング工法
[認定番号:BCJ-F483]
都市部に於ける杭打工事が社会問題(騒音及び振動公害)化している事情に鑑み、問題解決を
計る為、東京地区で多くの実績を有し大臣認定工法である「ニーディング工法」を認証取得しております。
ついては、九州地区のみなさまに御理解賜るよう宜しく御願い申し上げます。
Introduction
土砂撹拌バーと孔壁練り付けドラムを装備した専用ロッドを用いて、先端より水(掘削液)を
吐出しながら孔内の土を泥化し、練り付けながら掘削孔を築造し、特殊先端刃を据え沓部に装着した
杭を孔に挿入し、掘削回転させて支持層中のセメントミルク拡大根固め球根内の所定位置に設置する
工法である。この工法には、杭周固定液を使用する方法と、使用しない方法とがある。
施工手順
- 拡大ヘッド先端から掘削液を注入し、孔内を撹拌、泥土を孔壁に練り付けながら正回転で掘削を行う。
- 下方0.5m迄掘削後、逆回転し拡大ヘッドにより、杭先端部分を拡大掘削する。
- 掘削孔先端部からセメントミルクを注入、孔内を混合撹拌しながら掘削ロッドを引き上げる。
- 杭を掘削孔内に挿入し自重で沈設する。
- 回転沈設して所定深度に設置する。