技術情報
基礎工事の種類
BFK工法
[認定番号:BCJ-F910]
Introduction
摩擦優先型の基礎杭として用いられるBFパイルは、支持地盤が深い地域や比較的ライフサイクルの短い中・低層の建築物(ショッピングセンターや娯楽施設など)の基礎として近年需要が多くなってきております。
BFK工法は、現在まで数多くの施工実績を上げ、さらなる改良や実験を行いこの度、新たに認定を取得しより経済的な基礎杭を提供できるようになりました。
施工手順
- オーガーヘッド先端から適宜掘削液を注入し、孔内を撹拌、泥土を孔壁に練り付けながら掘削を行う。
- 設計杭先端深度から下方0.5m迄掘削後、掘削ロッドを上下反復しよく撹拌・練り付けして掘削孔を築造する。
- 掘削孔先端部から杭周固定液(水セメント比=100%のセメントミルク、4週圧縮強度=7.5N/平方ミリメートル)を所定量(掘削体積の3倍)注入、孔内を混合撹拌しながら掘削ロッドを引き上げる。
- 引き続き杭周固定液の注入が所定量に達するまで孔内を撹拌しながら掘削ロッドを引き上げる。
- 杭を掘削孔内に自重で沈設する。
- 圧入または、回転沈設して所定深度に設置する。