基礎工事の種類

Hybridニーディング工法

[認定番号:TACP-0547(砂)、TACP-0548(礫)]

Introduction

Hybrid(ハイブリッド)は、二つ(またはそれ以上)の異質のものを組み合わせ一つの目的を成すものを言う。
※フリー百科事典【Wikipedia より】

このコンセプトに向けて、当社は【支持力と品質】【コストと性能】【設計の自由と施工の確実性】などを融合させ、一つの目的である「確かな支持力」を提供する新たな工法として、Hybridニーディング工法を導入しました。
Hybridニーディング工法は、従来工法に比べ、支持力と施工管理を強化した高支持力杭工法で、今まで以上にフレキシブルな設計が可能となり、施工面でも新しい品質管理手法を取り入れ、よりコストパフォーマンスの高い、環境にも考慮した規則を提供します。

長期支持力


※ただし、節部径450mmおよび550mmの施工については、ご相談ください。

施工手順

  1. 撹拌バー・練り付けドラム等を備えた掘削ロッドおよびオーガーヘッドを用いて掘削水を適宜注入し、孔内を撹拌し、泥土を孔壁に練り付けながら地盤を掘削する。
  2. 所定深度まで掘削後、掘削ロッドにより、撹拌・練り付けして掘削孔を築造する。
  3. 所定区間を拡大掘削し根固め部を築造する。その際、拡大掘削径を管理・確認する。その後、その区間に所定の方法で根固め液を所定量注入し、混合攪拌して根固め部を築造する。
  4. 掘削孔に杭周固定駅を所定量注入し、孔内を混合撹拌しながら掘削ロッドを引き上げる。杭周固定液は、ストレート杭の範囲には掘削体積の1割量を、節杭の範囲で標準型の場合には掘削体積の2割量を、節杭の範囲で摩擦強化型の場合には掘削体積3割量を注入する。
  5. 掘削孔に杭を建て込み、沈設させる。
  6. 圧入および回転沈設により、杭を所定の深度に設置し定着させる。

杭の組み合わせ

Hybridニーディング工法に用いる下杭は節杭、拡頭節杭、又は頭部厚型節付き杭になります。
これらの杭の上部には、ストレート杭、節杭、拡頭杭など様々な杭を継ぐ事ができ、これにより幅広い設計が可能になります。また鋼管杭を使用するタイプもあります。


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